セコガニを料理してみた！みそ汁・炊き込みご飯・甲羅盛りレシピ

スーパーの鮮魚コーナーにズワイガニのメス「セコガニ」が売っていたので買ってみました。

手のひらサイズで足も細かったので「食べるところあるのかな？」って感じでしたが、元気な活きガニで外子（たまご）もびっしり、とてもおいしそう！

みそ汁と炊き込みご飯、甲羅盛りを作ることにしました。レシピを載せているのでセコガニが手に入ったら作ってみてくださいね。

セコガニとは？

セコガニの茹で方

セコガニのゆで方を紹介します。

1. 活きたセコガニをそのままお湯の中へ入れると脚（あし）が取れてしまうため、大きめの入れものにたっぷりの真水を張り、30分ほど動かなくなるまで浸けておきます。

2. タワシやブラシで水洗いし汚れを落とします。

３．お鍋にセコガニがしっかり浸かるくらいの水を入れ、約5％の塩を入れてふっとうさせます。
ふっとうしたお湯にセコガニの腹を上（甲羅を下）にして入れてフタをし、再びふっとうさせます。

ふっとうしたらフタを取り、弱めの中火にして15分ほどゆでます。

4. 茹で上がったら冷水をかけて冷やし、甲羅を下にしてお皿やサルに上げておきます。
（すぐ食べるときはそのままいただきましょう。）

ゆで汁は取っておき、みそ汁の出汁として使います。

茹ですぎると身がスカスカになってしまうので、茹ですぎに注意しましょう。

セコガニのさばき方

セコガニは柔らかく小ぶりなので手でカンタンにさばくことができます。

1．タマゴを外します。

今回買ったセコガニには内子は入っていませんでした・・・（悲）

甲羅を下にして外します。甲羅の内側にある「ガニ」と呼ばれる部分を取りのぞきます。ここは食べられません。

脚はまとめてつかんでバリっと取ることができます。

脚の付け根にはドロなどの付着物があります。キッチンペーパーなどで汚れをふき取りましょう。

でもカニみそはしっかり入っています。

甲羅の中の白いフワフワしたものも食べれるので取っておきます。

とてもなめらかな絹豆腐のような食感です。

分解してみました。

カニ足をハサミで切って割ってみると、細いながらもきれいなカニ肉が詰まっていました。

持ち上げてみるときれいなカニ身が。

小さいながらも味も濃くておいしいカニ身です。

セコガニの炊き込みご飯

1．お米を研いで炊き込みご飯用のラインまで水を入れ、白だしとしょうゆ、酒を入れて混ぜておきます
30分放置します

2．セコガニを真水に30分ひたし、キレイに水洗います

3．セコガニを甲羅を下にしていれ、ふつうに炊きます。

4．炊きあがったらセコガニをとりだし、さっくり下から混ぜまぜす。

5．タマゴ、カニ肉、カニみそすべてきれいに取り出します。

食べたあとのカラはみそ汁に出汁として使いましょう。

6．タマゴを半分お皿なとに取っておき、取り出したカニ身、カニみそ、タマゴを炊きあがったごはんにざっくりと混ぜあわせます。

7．茶わんにこんもりと盛り、タマゴを乗せてできあがり

しょうがやみょうがを薬味としてそえてもおいしくいただけます。

セコガニの甲羅盛り

1．セコガニのカニ身を根気よく取り出します。

2．甲羅の中にカニ身、タマゴをいれ脚のカニ身を上にならべます。

できあがり！

食べたあとは甲羅に日本酒をそそぎいただくのも乙です。

セコガニのみそ汁

1．お鍋にお湯を沸かします。甲羅を外して半分に切ったセコガニ、きのこ類を入れていったん沸騰させます。

あれば、みそ漉しまたはザルにほかの料理で使ったセコガニの殻、セコガニのゆで汁を足します。

15~20分中火にかけておきます。

2．みそを適量入れて漉します。味見をしてみてダシを足したいときは適量入れましょう。

3．器によそいでいただきます。

小ねぎを散らしたり白髪ねぎを乗せたり、好みの薬味でいただきます。

セコガニ レシピ まとめ

ズワイガニの半分ほどのサイズしかないメスのセコガニ。カラダは小さいけどプッチプチの外子をてんこ盛りに持っていて、カニ足にはしっかりとズワイガニの美味しさがあります。

近所で購入できないといは通販で北海道産の活きセコガニを売っています。

ズワイガニよりかなり安いので、おいしいカニのみそ汁やカニの炊き込みご飯をしたいときに試してみてはいかがでしょう！

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